もう直ぐ2007年を迎えようとしている時、山の家で暖炉の火を眺めながら
ぼんやり今年1年を振り返っています。
毎年言える事ですが、あっという間の1年というのは今年も一緒でした。
1月はパリのメゾン&オブジェという、世界ナンバーワンと言われている、
テーブルウェア、生活雑貨の見本市に出かけました。
帰国後1週間で大阪高島屋のイべントを控えていたので、
パリではイべント用のリボンやボックスを買いました。
連日東京のスタッフから
包材に関してのメール、電話が入りパリを堪能する間もなく、
メゾン&オブジェも6ホールのうち3ホールを2日間駆け足で回って買い付けをし、
帰国しました。
唯一、パリの夜を堪能できたのは、やはりメゾン&オブジェにいらしていた、
仕事先のI氏ご家族に今をときめくピエール・ガニェール氏のレストランにご招待いただいたこと。
パリ在住の料理家、Uさんもご一緒でしたので、お料理の細かい素材や調理のことなど
伺いながら楽しめたフレンチでした。
帰国して、1週間はものすごい勢いで大阪に向けての準備が始まりました。
スタッフ6人で大阪に入り、ヴァレンタイン会場での戦闘開始です。
イベントは何度やっても、場所や設定が変われば初めてと同じです。
高島屋の担当の方々の温かいアドバイスで何とか乗り切りました。
大阪のファンの方々にも感謝の日々でした。
連日の忙しさに、楽しみは仕事の後の遅めの夕食。
難波のごちゃごちゃの飲食店街の定食屋、おすし屋、鍋物屋など美味しいものばかりでした。
また、ゆっくり美味しい物を食べに、難波に行ってみたいものだとスタッフと話しています。
4月からは、新刊アニバーサリーの撮影開始です。
ページのテーマカラーとお菓子を合わせるのに苦労しながら7月まで続きました。
6月中旬から8月上旬までの間は、10日だけ東京で仕事をしましたが、
後はヨーロッパに居ました。暑い暑いヨーロッパでしたが、
貴重な思い出を沢山作りました。
山の家のソファーに座っているのは「コル君」。
ストラスブールの隣町コルマールで買ったテディベアーです。
憧れのクリスティーヌ・フェルベールさんのお店を訪ね、
コルマールから車でニーデルモルシュヴィルの村に行きました。
フェルベールさんのお店で、ジャム、ケーキ、フェルベールさんの著書、
オリジナルのキッチンクロスにエプロンなど持ちきれないほどのお買い物をし、
コルマールに戻りランチを食べました。
さあ、これからコルマールの町を見物するのにこの荷物どうしましょう。
集合場所の前に、テーブルクロスやテディベアー等売っている可愛いお店を見つけたので、
店主に「これら7~8人分の荷物を預かってくれないか。戻ってきたら
この店で全員必ず買い物をするから。」と、交渉してみました。
OKということで身軽にコルマールを散策できました。
身軽になって更に荷物が増えた人もいたようです。
荷物を預けた店で私が買ったのはテディベアー「コル君」です。
夏の北欧とイタリアへの家族旅行。2週間ものあいだ、
家族べったりで過ごしました。ほとんどすれ違いの日々、
東京では1ヶ月に1度くらい一緒にご飯を食べる程度の
そんな家族が、のんびり旅をしながら、いろいろなこと話ました。
そしてティールームを年内で閉めるという決断になりました。
主人や息子が一番私のことを気遣ってのことだと思います。
これからもいい仕事をしていきたい私が、これからどうするのかを決めました。
秋になってJAL時代の友人と忙しい仕事の合間にタイに行きました。
大好きな何度も行っている、プーケットのアマンプリです。
アニバーサリーの著書の校正を持って出かけたのですが、
連日タイマッサジーでカチカチの体が少し楽になりました。
最初のマッサージで「これはひどいね。」と、言われたのが帰る頃には
とても楽になっているのがわかりました。
これでクリスマス乗り越えられるという実感です。
何もしないで、ただぼんやり過ごす旅で、
私にとって旅は、今の流れを切り替えるスイッチみたいなものかも知れないと思っています。
出雲に日本中の神様が集まると言う11月、出雲大社に行きました。
正式参拝をお願いし、良縁を祈りました。
人との出会い、仕事との出会い、幸運との出会い、縁は人の人生を変えると思います。
6月の旅行でご一緒した多久さんを訪ねて出雲に出かけることは、パリで決めていました。
多久さんのお嬢さんご夫婦が経営する、
レストラン「ランコントレ」で食事がしたかったのと、
多久さんのお菓子教室の生徒さんにクリスマスケーキの講習をするのが本来の目的。
この旅も多くの素敵な方々との出会い、
一緒に旅した友人たちの心温まる触れ合いなど
忙しいだけで走り続ける日々に、優しい思い出を作ってくれました。
「ランコントレ」のお料理とても美味しかった。
出雲の美味しい食材をたっぷり使って体に優しいフレンチでした。
山口シェフのお人柄が染み出たお料理でした。
すでにこの旅から、出雲大社のご利益はあったようです。
ティールーム閉店の日、沢山の懐かしいお客さま。
閉店はまた懐かしい出会いを作ってくれました。こんな多くの方々の力で
フレッシュクリームを続けてこれたのだと思います。
山の家に出てくる直前に、お会いした友人に
「とてもすっきりした、吹っ切れたような顔をしていました。」
と、後からメールを頂きました。
来年も今まで以上に、楽しく良い仕事が出来るといいです。
山の家にももっと来れる様に。良い旅も沢山出来るように。
今年も応援ありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。

|